UNDER ARMOUR

アスリートには、アスリートにしか理解できないニーズが存在する。アンダーアーマーの創業者であり現CEOであるケビン・プランクは、メリーランド大学のアメリカンフットボール選手であったころから、ショルダーパッドの下に着ているコットンシャツが汗で重くなり、ベタベタとまとわりつくことを不快に感じていた。「アスリートが持てる能力を最大限に発揮できるような、もっと高機能なウェアを開発したい」。このケビンのアスリートとしての思いは、大学卒業後すぐさま実行に移された。そして1996年、祖母の地下室でアンダーアーマーというブランドとともに、一枚のシャツが誕生した。